こんにちは。
ブログ歴8年のベテランブロガー、タクミです。
以下のブログあるある。あなたも経験ありませんか?
- アクセス数を見て、一喜一憂する
- 「こんなキーワードで来てくれるんだ~」と悦に浸る
- グーグルアナリティクスのリアルタイムを眺めて、ニヤニヤする
アクセス解析を見てニヤニヤするのは、悪くありません。
やる気が上がりますしね(^_^)
ただ、サーチコンソールやグーグルアナリティクスは、ニヤニヤするためだけに使うツールじゃないんです。
ブログを細かく分析することで、アクセス数を劇的に増やすことができますよ。
そんなわけで。
これから、サーチコンソールとグーグルアナリティクスを使った、ブログの分析方法についてお伝えします。
私の記事が、少しでも参考になれば幸いです。
コチラの記事もオススメです
サーチコンソール(通称、サチコさん)でブログを分析する方法
サーチコンソールは、記事のインデックスを煽るためだけに使うツールではありません(笑)
きちんと分析することで、ブログを超強化できますよ(^_^)
サーチコンソールでチェックするポイントは、以下の5つです。
- キーワード
- 検索順位
- 表示回数
- クリック数
- クリック率

チェックポイント、多いなぁ~。何か難しそう
大丈夫です!
これから、わかりやすく噛み砕いて解説します。
1つずつ、ゆっくりと理解していきましょう。
まずは、平均CTR(クリック率)と平均掲載順位を表示する
サーチコンソールを起動した直後は、「平均CTR」と「平均掲載順位」が表示されてません(^_^;
まずは、それらを表示させましょう。
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サーチコンソールを起動したら、「検索パフォーマンス」をクリックします。
※クリックすると画像が拡大します
そしたら、「平均CTR」と「平均掲載順位」にチェックを入れます。
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※クリックすると画像が拡大します
すると、キーワードの横に、「平均CTR」と「平均掲載順位」が表示されますよ(^_^)
検索上位だけどクリック率が低い。ちょっと惜しい記事をリライトする
「平均CTR」と「平均掲載順位」を表示したら、リライトする記事の選定をします。
リライトする記事を選定するポイントは、以下の3つです。
- 表示回数が多い
- 検索順位が高い
- クリック率が低い
「検索順位が高く、クリック率が低い」というのは、「検索結果に表示されるのに、記事タイトルがクリックされてない」ことを意味します。
つまり、記事タイトルを変更すれば、クリックされやすくなり、アクセスが増えるというわけです。
そして、表示回数が多いキーワードは、需要が高いです。
リライトして改善すれば、アクセスがドカンと入ります(^_^)
例えるなら、M1グランプリで優勝したけど、イマイチパッとせず、2位の芸人がブレイクした感じに近いですね。
実力はあるので、きっかけがあればブレイクする。こんな感じです。
それでは、実際にやってみましょう。
※クリックすると画像が拡大します
「表示回数」をクリックして、表示回数が多い順に並べ替えます。
※クリックすると画像が拡大します
※クリックすると画像が拡大します
掲載順位が2位くらいなのに、CTR(クリック率)が0%ということは・・・何かしら、クリックされない理由があるんです。
これを改善すれば、クリック数が劇的に上がります。
改善していきましょう(^_^)v
まず、クリック率が低いキーワードで、実際に検索します。
そして、他のブログと自分のブログのタイトルを比べてみるんです。
自分のブログだけ検索意図と違った答えを返してるなら、タイトルを変更します。
そして、必要に応じて、記事内容も変更しましょう。
ただし、検索意図に沿った答えを返すのが難しいなら、放置で構いません(^_^;
例えば、タイトルを変更すると、記事内容をまるごと変えないといけない場合などです。
そういう時は、無理にリライトするより、記事を増やした方がいいですよ。
検索意図に沿った答えを返してるのに、クリック率が低いなら、タイトルをクリックされやすいものに変えます。
例えば、数字を使ったり、感情や代弁を入れると、クリックされやすくなります。
詳しくは、以下の記事にある、「記事タイトルを決める」の項目をご覧ください。
上位表示すればアクセス爆発! 成長途中の記事をリライトする
それでは。続いて、以下の条件を満たした記事をリライトしてきましょう。
- 検索順位が11位~40位
- 表示回数が多い
- クリックされてる
検索順位が低いということは、まだまだ伸びしろがあるということ。
そして、表示回数が多く、クリックもされてるなら、需要アリ。
つまり、上位表示をすることで、アクセスがドカンと増えるというわけです。
これは、言うなれば、将来性があるアイドルグループ。
もしくは、種族値が高く、成長すると強くなるポケモンみたいなものですね。
それでは、実際に分析していきましょう。
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「掲載順位」をクリックして、検索順位が高い順に並べ替えます。
※クリックすると画像が拡大します
上の画像の例は、検索順位が25位くらいで、表示回数がそこそこあり、クリックもあります。
いわゆる、「お宝キーワード」ってやつです。
積極的に、検索順位の上昇を狙っていきましょう(^_^)v
※クリックすると画像が拡大します
上の画像の例は、検索順位が25位くらいで、表示回数が多いですが・・・クリック数が0。
この段階で全くクリックされてないので、「上位表示してもクリックされるかどうか?」は微妙です(^_^;
検索順位の上昇を狙ってもいいですが・・・優先順位は低いかなと。
それでは。
これから、上位表示を狙うためにやるべきことをお伝えします。
まず、上位表示を狙うキーワードで、実際に検索します。
そして、他のブログにあって、自分のブログにないコンテンツを追加するんです。
あと、共起語を入れるのも大事。
共起語はラッコキーワードで調べることができますよ。
ラッコキーワードで検索した後
「共起語を見る」をクリックすると、共起語一覧を見ることができます。
そして、記事の中にできるだけたくさん、共起語を入れていくんです。
そうすれば、上位表示される確率が上がりますよ。
・・・とはいえ。
検索順位が上がるかどうかは、正直運しだい(^_^;
ひと通り対策をしたら、1ヶ月くらい様子を見ます。
そして、ダメなら諦めるというスタンスで行きましょう。
グーグルアナリティクスでブログを分析する方法
リアルタイム計測を見て、ニヤニヤして、やる気を上げるのもいいですが・・・やるべきことは、それだけじゃありません(^_^;
「アクセスが入る記事を分析する」のが、アクセス解析「グーグルアナリティクス」を使う目的です。
といっても、グーグルアナリティクスでチェックするポイントは、以下の2つだけ。
- アクセス数
- 滞在時間
私的に、アドセンスブログの場合、直帰率はそれほど気にする必要ないと思います。
情報を提供して広告を踏ませることが、アドセンスブログの目的だからです。
1記事だけ読んで離脱するのは普通かなと。
ただし、滞在時間はきちんとチェックしないといけません。
グーグルは滞在時間を見て、上位表示する記事を選んでるからです。
滞在時間が長い記事は、いい記事と判断されますよ(^_^)
前提知識:「GA4」と「ユニバーサルアナリティクス(UA)」の違い
「GA4」とは、2021年11月にリリースされた、新しいアナリティクスです。
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上の画像は「GA4」のトップ画面です。
※クリックすると画像が拡大します
そして、上の画像が、私が普段使ってる「ユニバーサルアナリティクス」です。
「GA4」は私でも使いこなすのが難しいので、解説は割愛させていただきます(^_^;
当記事で解説するのは「ユニバーサルアナリティクス」です。
あらかじめご了承ください。
ちなみに、PV数を見るだけなら、「Jetpack」というワードプレスのプラグインでもできます。
「Jetpack」でPV数を計測して、読まれてる記事をリライトするといいですよ。
UAで、ページ別訪問数と滞在時間と調べる
それでは。
これから、グーグルアナリティクスで滞在時間を出すための手順を、図入りで詳しく解説しましょう。
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グーグルアナリティクスを起動したら、「行動」をクリックします。
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「概要」をクリック。
これで、ページ別のアクセス数が表示されましたが・・・このままだと、過去7日間しか表示されません(^_^;
過去30日間のデータを表示しましょう。
過去30日間のデータを表示する理由は、数値データが大きくなるからです。
「街の人30人にアンケートを取りました」より「1000人にアンケートを取りました」の方が、信頼性がありますよね?
母数が多いとデータのブレが少なくなり、信頼性が増すんです。
そんなわけで。
グーグルアナリティクスで分析する時は、なるべく多くのデータを計測できるように、過去30日間に設定するんですよ。
それでは、やっていきましょう(^_^)v
※クリックすると画像が拡大します
まず、画面の右にある、日付をクリックします。
※クリックすると画像が拡大します
「カスタム」をクリック。
※クリックすると画像が拡大します
「過去30日間」をクリック。
※クリックすると画像が拡大します
「適用」をクリックします。
※クリックすると画像が拡大します
これで、過去30日間のデータを見ることができますよ(^_^)v
ただ、このままだと、アクセス数は表示されますが、滞在時間は表示されません。
滞在時間も表示しましょう。
※クリックすると画像が拡大します
画面下にある「レポート全体を見る」をクリックします。
※クリックすると画像が拡大します
これで、滞在時間が表示されますが・・・このままだとURLで表示されるので、分析しにくいです(^_^;
記事タイトルの表示に変更しちゃいましょう。
「ページタイトル」をクリックします。
※クリックすると画像が拡大します
URL表示から、記事タイトル表示になりました。
これで、アクセス数と滞在時間を分析することができますよ(^_^)
検索順位に深く関係する、滞在時間が短い記事をリライトする
滞在時間が1分を切ってしまってる場合、記事をリライトする必要があります。
グーグルは滞在時間が長いブログを、上位表示する傾向があるからです。
滞在時間が長くなれば、検索順位に食い込む可能性が高くなります。
検索上位で滞在時間が短い記事も、放っておくとライバルブログにアクセスを取られちゃいますよ(^_^;
記事をリライトするポイントは、以下の3つです。
- タイトルと内容のズレを直す
- 画像や文字装飾を入れて、読みやすくする
- 文字数を増やす
1つずつ、説明します。
1つ目のポイントは「タイトルと内容のズレを直す」です。
例えば、タイトルが「光熱費を節約する方法7選」なら、内容も「光熱費を節約する方法」をメインにします。
光熱費を節約する方法がメインなのに、「光熱費とは?」とか「光熱費の平均金額」などをダラダラと書くのは、やめた方がいいかなと。
ブログの読者は「必要な情報がない」と判断し、即離脱しますよ(^_^;
2つ目のポイントは、画像や文字装飾を入れて、読みやすくすることです。
ブログの読者はまず、記事を一通り「眺めます」。
ざっくりと必要な情報を探して、気になる所だけを精読します。
あなたも他のブログを読むとき、サクッと流し読みしません?
文字ばかりの記事を見て、戻るボタンを押した経験有りません?
そんなわけで。
適切な場所に画像や文字装飾を入れましょう。
ブログの読者は、画像や文字装飾を見つけると、その周辺が気になって精読します。
結果として、滞在時間が伸びるわけです。
ただし、文字装飾の入れすぎは逆効果。
文字装飾を入れすぎると「どれが重要な文章なのか?」がわからなくなるからです。
そうなると、文字装飾なしと同じくらい読みにくくなります(^_^;
ご注意ください。
そうそう。
クリックしないと目次が開かないブログもちらほら見かけますが・・・目次は最初から表示した方がいいです。
ブログの読者はまず、目次を見て「必要な情報があるかどうか?」を判断します。
「情報がありそうだ!」と思った時に、続きを読みますよ。
3つ目のポイントは文字数。
単純に文字数が多ければ多いほど、滞在時間が長くなります。
ただ、文字数を増やしたいからといって、タイトルと関係ない内容で文字数を水増しするのはダメです。
タイトルと内容にズレが発生し、離脱の原因になるからです。
タイトルが「光熱費を節約する方法7選」なら、「光熱費を節約する方法」をふくらませて、文字数を増やしましょう。
とはいえ、リライト対象記事の中には、文字数を増やせない記事もあります。
その場合は、リライトしなくてもいいです。
関係ない内容で文字数を水増しするくらいなら、ひとまずスルーして、他の記事のリライトに取り組みましょう。
ブログの読者の行動をまとめると、こんな感じです。
まず、ブログの読者は、記事を直感的に「眺めて」欲しい情報を探します。
そして、ひとまず「お気に入り登録」します。
その後、ふと気になった時に、記事を精読します。
記事のリピーターになって初めて、滞在時間が伸びるんです。
そこで、私たちブロガーは、タイトルと内容のズレを直したり、画像や文字装飾をします。
それにより、ブログの読者に「必要な情報がある」ことをアピールします。
そして、ブログの読者がリピーターになって精読する時に、文字数が効いてくるというわけです。
以上が、記事の滞在時間を上げるカラクリです。
記事のリライトをする時に、意識しておきましょう(^_^)v
分析とリライトはほどほどに
長くなったので、最後に一つだけ、注意点をお伝えします。
それは、分析やリライトばかりしないということです。
ブログは記事入れが命です。
リライトばかりやって記事書きがおろそかにならないよう、ご注意ください。
(経験者は語る、笑)
ブログの分析とリライトは、月1~2回くらいがちょうどいいです。
そして、リライトした記事は、2週間ごとに様子を見るといいかなと。
ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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