こんにちは。競馬はワイドが主流のタクミです。
私は3連複よりもワイドを狙います。当てやすいからです。
しかし、ワイドはオッズが低く、買い方によっては、思うように利益が出ないこともあります。
そんなわけで。これから競馬初心者にオススメする、トリガミしないワイドの買い方についてお伝えしますね。
※注意※
この記事は、競馬の基礎知識がないと理解できません。知識が全くない完全初心者さんはまず、以下の記事をご覧ください
そもそも、ワイド馬券とは?
ワイド馬券とは、選んだ2頭がどちらも3着以内に入れば、的中となる馬券です。
例えば、上のような順位の場合、以下のワイド馬券を買えば、的中です。
- ハルウララ、タイキシャトル
- タイキシャトル、サクラバクシンオー
- ハルウララ、サクラバクシンオー
同じ2頭選択の馬券に、馬連があります。しかし、どちらも2着以内を当てないといけません。
先ほどの例だと、ハルウララとタイキシャトルのみが的中です。
ワイドは3着以内なので、馬単や馬連より当てやすいですよ(^_^)
競馬初心者がワイドを買った方がいい理由
ワイドのメリットは、買い目がシンプルで当てやすいことです。
3連単を狙う場合、1着になる馬を1頭決めて、なおかつ2着、3着の馬を決めないといけません。
つまり、単勝+複勝2頭の的中です。難しいですよね?
3連複は、雑に3着以内に入る馬を3頭選ぶだけなので、予想はシンプルです。
ただ、それでも・・・3頭全て3着以内の的中は、とっても難しい(^_^;
ワイドの場合は、選んだ2頭が3着以内に入ればオッケーという、シンプルで当てやすいルールです。
上の図の場合は、以下のワイド馬券が的中でしたね。
- ハルウララ、タイキシャトル
- タイキシャトル、サクラバクシンオー
- ハルウララ、サクラバクシンオー
ここで、「ハルウララ、タイキシャトル、サクラバクシンオー」のワイド3頭ボックスで買った場合、3頭全てが的中することになります。
3頭全て3着以内の的中なので、実質3連複を当てるのと同じです。
更に、2頭だけ3着以内でもいいという点もあり、初心者にはワイドをオススメします。
ワイドのオッズは3連複より低いです。
しかし、いくらオッズが高くても、的中率があまりに低いと、心が折れます。
もしくは、意地でも当てたくてお金をガンガン使ってしまい、的中しても利益どころかマイナスになってしまうんです。
競馬初心者さんは、的中率がそこそこあるワイドで、そこそこの利益を狙っていくといいですよ。
ワイド馬券の買い方
ワイド馬券の買い方は、以下の3通りです。
- ボックス買い
- 流し
- フォーメーション
ボックス買いとは、選んだ馬全ての組み合わせを買うことです。
上の図だと、以下のワイド馬券を買います。
- ハルウララ、タイキシャトル
- ハルウララ、サクラバクシンオー
- ハルウララ、キングヘイロー
- タイキシャトル、サクラバクシンオー
- タイキシャトル、キングヘイロー
- サクラバクシンオー、キングヘイロー
合計6点。
まあ、ざっくり言うと「まとめ買い」です。
流しとは、軸馬を1頭決めて、軸馬とその相手となる馬のワイドを買うという買い方です。
上の図だと、以下のワイド馬券を買います。
- ハルウララ、タイキシャトル
- ハルウララ、サクラバクシンオー
- ハルウララ、キングヘイロー
合計3点。
かなり点数をおさえられますね(^_^)
フォーメーションとは、1頭目と2頭目を決めて、重複しない全ての組み合わせを買うという買い方です。
上の図では、以下のワイド馬券を買います。
- ハルウララ、タイキシャトル
- ハルウララ、サクラバクシンオー
- ハルウララ、キングヘイロー
- タイキシャトル、サクラバクシンオー
- タイキシャトル、キングヘイロー
合計5点。
ボックスよりは点数をおさえられるかな。
ワイド馬券でトリガミを防ぐ、4つの戦略
手堅い人気馬が1頭いて、かつ3着以内に入りそうな穴馬が複数いるなら、人気馬1頭と穴馬複数の流し買いです。
流しなので点数が絞れる上、そこそこのオッズになってくれるので、相手馬がたくさんいてもトリガミになりにくいです。
人気馬が順当に勝ちそうで、波乱が起きにくい「人気ゲーミング」になりそうなら、人気馬同士のフォーメーションでオッケー。
一見トリガミになりそうですが・・・3頭全て当てれば「オッズちょい落ち3連複」になるという性質を利用します。いわゆる「合成オッズ」ってやつです。
フォーメーションはボックスより点数をおさえられるので、3頭全て当てればトリガミを防げます。
ただし、中途半端に2頭だけ当ててしまうと、オッズ次第でトリガミになることも・・・(^_^;
また、この戦略を使うなら、軸馬を2頭に絞る必要があります。
3頭以上入れてしまうと、トリガミになりやすいです。注意しましょう。
オッズを見てトリガミにならなそうなら、雑にボックス買いをするのも手です。
4頭ボックスなら6点なので、オッズ6倍以上。5頭ボックスなら10点なので、オッズ10倍以上あればトリガミになりません。
目安として、トリガミにならない組み合わせが8割以上あるといいです。
例えば、5頭ボックスなら、オッズ10倍以下の組み合わせを2つ以内におさえます。
2つ以上あるなら、点数を減らすか、戦略1の流しを使いましょう。
上の図のようなケースでは、4頭をワイドボックスにして、2頭だけ複勝でカバーするという戦略もとれます。
複勝も3着以内で的中なので、ワイドと同じなんですね。
6頭全てをワイドボックスにした場合、15点。15点はさすがに高い!
オッズが15倍以上なければ、トリガミです(^_^;
しかし、複勝と組み合わせれば8点で済みます。複勝オッズが8倍以上なら、トリガミにはなりません。
買い目の馬が多いなら、有効な戦略かなと。
ワイドを狙うなら、とにかく点数を減らすことを意識しよう
ワイドはオッズが低いので、点数が高いと利益になりません。
「当てたいから何でもかんでも買う」ではなく「買い目を絞って、少ない点数で利益を出す」
これを常に意識しましょう。